【江別市の概要】
江別市は石狩平野の中央に位置しており、市内には、日本三大河川のひとつ、石狩川が流れているほか、道立自然公園野幌森林公園は、「日本森林浴の森100選」にも選定されており大都市近郊でのまとまった面積の森林として全国有数の規模を誇るなど自然の豊さと近代的な街並みが融合した歴史ある都市です。
江別市は石狩管内では札幌市に次ぐ第二位の人口規模の都市で、人口は約12万人、札幌のベッドタウンとして発展を遂げてきました。市内にはJR函館本線が走り、大麻駅、野幌駅、江別駅、豊幌駅の4駅があります。隣接する札幌市には江別市の中心地域であるJR野幌駅から電車で約15分、新千歳空港までは高速道路で40分、市内の東西2箇所に高速道路のインターチェンジがあるなど北海道内各地へもアクセスし易い環境にあり、道央圏の交通の要所として交通網が発達しています。また、4つの大学と研究機関が集積するなど、暮らしやすく、緑豊かな学びのまちでもあります。
江別市は、市内中央を貫くJR函館本線と国道12号線に沿って3つの地域に分けることができます。「江別市域」「野幌地域」「大麻地域」です。その中でも「野幌地域」は位置的にも機能的にも街の中心的な役割を担っています。
【名産・特産】
煉瓦の一大産地であり、江別のれんがをモチーフにした「煉化もち」が有名。小麦は石狩管内有数の産地であり、中でも高品質の「ハルユタカ」は栽培が難しい品種でしたが、「初冬まき栽培」が普及して安定した収量確保に成功し全国的に有名になりました。江別産小麦を利用した「江別小麦めん」(ラーメン)は市内飲食店で提供しているほか、家庭用商品の販売も始まっています。野菜ではブロッコリーの作付面積・収穫量がともに北海道内一になった他、レタスの作付面積も北海道内一になりました。1971年(昭和46年)から但馬牛の系統を導入した黒毛和種「えぞ但馬牛」が育てられています。石狩川ではヤツメウナギが獲れます。